ヴォルケーノ・タワー〜7人の打楽器奏者のための 作曲:ジェリー・グラステイル The Volcano Tower 〜for 7 percussionists【打楽器7/6重奏-アンサンブル譜】
Item Number 10
この曲は「ヴォルケーノ・タワー」という架空の物語を元に作られました。
「有史以前のはるか昔、名も無き大陸の突端に、大地の神として人間に崇められていた、巨大な火山がありました。
火山がもたらす自然の恵みは、この大地に住む者にとって生命の源。
その恩恵を浴する者たちはみな火山の守り人となり、いにしえより受け継がれてきた「紅玉」という、火山の魂が込められた美しい玉石を奉るため、300年の歳月をかけ、天高くそびえる「ヴォルケーノ・タワー」を建立させたのでした。
ある日、はるか北の大地「ゴルシーダ」を支配する「氷の女王」が突然現れ、守り人が張り巡らせた強固な結界を破り、塔の門を一気にこじ開けてしまいます。
守り人達はすぐに塔へ向かいましたが、氷の国から続々と押し寄せる使者達に阻まれ、塔の最上階に鎮座する「紅玉」が奪われるのはもはや時間の問題となってしまいます。
褐色を帯びていた塔は徐々に氷で覆われ始め、太陽をさえぎる雲が、あたりを漆黒の世界へといざないます。
誰もがあきらめかけていたその時、大きな虹がはるか遠くの海原から、ゆっくり弧を描き大地に差し込んだかと思うと、その虹に先導され、小さな船が7人の若者を連れて港にたどり着きました。
「7つの光が海より舞い降りしとき 大いなる生命が復活する」 この地に住む者達が大切にしてきた、いにしえの予言。
その予言を聞いた7人の若者たちは、無言のままじっと塔を見上げます。
まだ地熱の残る、薄暗いジャングルへと彼らが消えたのは、それからまもなくの事でした・・・・・。
」 この物語に登場する「7人の勇者」とはもちろん、演奏者のことです。
壮大な物語はここからが本当の始まり。
演奏するみなさんだけが創造できる世界が 待ち構えています。
彼らはなぜこの地にたどり着き、なぜ塔に向かったのか、そして最後はどんな結末が待っているのか・・・・。
さあ ようこそ「ヴォルケーノ・タワー」へ この冒険が素敵な旅になるよう、心より祈っています。
(J・グラステイル) ・楽器編成:打楽器7重奏 Percussion 1 ⇒ Marimba Percussion 2 ⇒ Timpani / Vibraphone / Xylophone Percussion 3 ⇒ Marimba Percussion 4 ⇒ 4 Tom-toms / Suspended Cymbal / Rain stick Percussion 5 ⇒ Bamboo Chime / Bass Drum Percussion 6 ⇒ Small Maracas / Wind Chime / Suspended Cymbal / Floor Tom Percussion 7 ⇒ Tam-tam / 2 Rin / Timpani / Glockenspiel ※楽譜と別紙で同封されている【編成上の注意】に表記ミスがありました。
◆この曲は7人用に書かれた物ですが、編成上6人でも演奏できます。
方法として (正) 「Percussion5と6を混成し、一つのパートとしてください。
」 (誤) 「Percussion4と5を混成し、一つのパートとしてください。
」 お詫びして訂正いたします。
(2009.10.27) ・グレード:-- ・演奏時間:4分36秒 ・作曲:ジェリー・グラステイル(Jerry Grasstail) ・出版:バンドパワー ・分類:販売譜(フルスコア&パート譜セット) ■ジャンヌ・ダルク〜ジェリー・グラステイル作品集
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5,850円(税込み) |